今日の「題名募集中」

夏休み初日ということで、多少は文化的な生活を送ろうと、美術館に行く。
ギターと仕事を取ったら、アタシなんざケダモノ並み。猿に等しいのである。

台所も汚かったし（過去日記参照っ）。でも、ヤローの部屋なんざこういうもんでしょ？賛同者を乞いたい。ぜひ。目が笑ってない表情は恐ろしい＾＾；；；

別に浜松の美術館でもよいのだが、かつて行った時、ロダンの彫刻が印象に残ってたので、静岡県立美術館に行く。

中の喫茶室で飲んだダッチ・コーヒーのアイスコーヒーがえらいうまかった＾＾；
水だしらしい。フロアーの真ん中に水出しコーヒーのでっかいガラス器具が置いてあって、とってもそそられた。

帰り道、エラい混む。花火大会？掛川あたりから渋滞で、まわり道を模索するも、同じところをぐるりと回ったりしてしまった。迷ったのを気がつかれてないかまわりを見渡したりする（はっはっは）。
とりあえず地元車の後ろをついていったり、山の方向に向かったりしたが、ついに根負け。素直に東名高速に入って、平均時速３０キロぐらいで帰路につく。１時間の行程が3時間となる。ひぇぇぇ。

携帯のナビは、行きにスイッチ入れっぱなしで美術館に入ってしまったので、電池切れしてしまった。ぬかったわ。

NHK日曜美術館３０年の歩み、と銘打って企画展をやっていた。日本画だの抽象画だのが、脈絡なく展示されていて、ビックリする。だってあんた、へー、ほー、とか見ていたら、いきなりルノアールが出てきたり、　岡本太郎なんか出てきたら目まいがしますがな。

途中、期待は薄かったのだが、石田徹也とやらの企画展を見る。おぉ、アタリだ、これ。面白い。中には辛気くさくて見てられないものもあったが、この人の発想はすごい。亡くなられたとのことで、もう新作の発表はない。残念だ。

最後におめあてのロダン♪。「クチ」ダンじゃないよ。為念。
私は地獄の門の対面にある搬入口の椅子が好きだったりする。高い背もたれで、工芸をたしなむ（日曜大工）人には興味をそそられる筈だ。
ここで地獄の門を眺めていようとしたら、案内板ができていて、直接見られなかった。ぎゃふん。

演奏でのカラダの動きは、鑑賞している時に見て楽しめる。リズム感、しなやかさ、気合の動き、修練をうかがわせる美しさ。
ロダンさんの彫刻にも、そういった惹かれるものがあった。

静岡駅前の適当なホテルで食った中華料理がうまかった。エビを開いたのと、キスという魚、フカヒレスープ、杏仁トーフ。うへへへ♪